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FukuokaBoxingGym会長「越本隆志」さん
INTERVIEW
FukuokaBoxingGym会長「越本隆志」さん
Kyunavi.com(以下Q) :こんにちは!宜しくお願いします。
越本隆志さん(以下K) :こんにちは!こちらこそ宜しくお願いします。

Q:簡単に自己紹介をお願いします!
K:福岡生まれ福岡育ち37年の福岡のベテランです。
地元の小中学校に通い、1992年に21歳でプロデビューしました。
プロ14年のキャリアで43試合39勝(17KO)2敗2分でした。第34代WBC世界フェザー級チャンピオンになることができました。
引退後はFukuokaBoxingGymの会長職に就き、現在に至ります。

Q:ボクシングをはじめるキッカケは何ですか?
K:実はあんまりスポーツに縁がない人間でして・・・(笑)中学生の時は野球をしていたんですが・・・才能がなかったっぽいです。
そんな中、ボクシングをはじめたキッカケは父がボクシングジムを立ち上げたことです。14~15歳の思春期まっさかりのころはボクシングやっていればカッコよくて自慢できるでしょ?(笑)大きな夢もなくボクシングをやっていました。
次第にアマチュアで試合に出たい気持ちが強くなって猛練習したんです。試合にでるってことはアマチュアでもそれなりの練習量が必要でして。練習のきつさに一度、家出をしたことがあるんです。家出といっても福岡にいたんですけどね(笑)
そして、21歳のころにプロボクサーになることを決意しました。順風満帆ではないですけど、ボクシング漬けの毎日になりましたね。アマでもあれだけキツイ練習していたのに、さらにキツイ練習が待っていました。

Q:プロボクサーになってからのエピソードも教えて下さい。
K:21歳でプロデビューして順調に勝ち続けることができまして、全日本新人王戦に参加することができました。
全日本新人王のタイトルも獲得でき、日本タイトルも6度防衛することができ順調なプロ生活だったのですが…。29歳で世界タイトルに初挑戦をしたのですが結果惨敗で・・・。
ある程度健闘したというのであれば後悔は少ないのですが、ひどい惨敗をしてしまったのでかなり落ち込みました。チャンピオンというボクシングのピラミッドの頂点まであともう少しで届きそうだったのに・・・。後一歩のところで転落した絶望感は体験した人じゃないとわからないかもしれません。
さらに肩の腱が切れるという大怪我で何度も挫けそうになったのですが、周りの皆さんに支えられてあきらめずにがんばり続けることができました。6年後に世界戦に再チャレンジしてチャンピオンベルトを勝ち取ることができました。1人の力じゃなく、九州、福岡の方に協力してもらって掴んだタイトルですから本当にうれしかったです!!
初挑戦からの6年間の自分の努力は誇りに思います。

FukuokaBoxingGym会長「越本隆志」さん
現役のころに練習相手がいなくてよく東京や大阪のジムに泊り込みで合宿することがよくあったんです。地方ではジムも少なく選手も少ないので当たり前なのですが、九州でのボクシングの認知度は東京や大阪に比べると残念ながら非常に低いです。九州出身の選手もたくさんいるのですがどうしても東京や大阪の大手ジムに行ってしまう。それは練習相手や対戦相手が豊富だからなんです。
僕は現役のころにそんな選手に負けてたまるか!と思いながらいつも練習してましたよ(笑)九州出身の選手で世界チャンピオンになった方はいますが、九州で地元のジムから出たチャンピオンは僕だけなんです。第一人者になることが九州、福岡でのボクシング認知度に必要だと思うんです。地元でもこんなにがんばっている選手がいるんだよと知ってもらえるようにボクシング自体の認知度を高めていくべきだし、今後僕もさらに力をいれていきたいことですね。

Q:現在具体的にどのような活動をされているのですか?
K:ジムの会長職をしながらトレーナー、試合があるときはプロモーターにもなったりと様々です。
選手はもちろん、子供や女性にも幅広く教えています。ボクシングをより知ってもらう為に女性を中心に「ビートボクシング」を広めています。「ビートボクシング」は今人気の格闘技系エアロビクスです。ボクシングの型を取り入れ、ダンスのようにリズムよく全身を動かしシェィプアップに絶大な効果がある運動です。
筑紫野、飯倉、箱崎のスポーツジムに講師として出張していますので是非参加していただきたいですね。
あとは講演を多いときは「ふくおかスポーツ夢大使」として週一回しています。小・中・高や企業を含めて経験談を話しています。拙い話ですが皆さん一生懸命聞いてくださるので僕も120%で答えています。
あとは現役時にもお世話になっているテレビ番組でコメンテーターをさせて頂いています。

Q:女性を中心に人気がある「ビートボクシング」ですが皆さんの反応はいかがです?
FukuokaBoxingGym会長「越本隆志」さん
K:「ビートボクシング」はボクシングと同じ12ラウンド×3分をなのでかなりハードですが皆さんよくがんばってくれて最後は笑顔で帰ってくれています!
特にジムではお昼にレッスンをしているので90%以上主婦の方ですし、退職された男性の方にもかなり好評です!新規の方もリピーターになってくれていて徐々に定着しつつあるのではないでしょうか。
「ビートボクシング」をかけにボクシングにも興味を持ってくれたら最高ですね。
僕の夢はボクシングを生涯スポーツとしてたくさんの方に認識していただくことです。

Q:さきほど「ふくおかスポーツ夢大使」で学校などに訪問されていると言われていましたがどのような活動をされているのですか?
FukuokaBoxingGym会長「越本隆志」さん
K:スポーツ夢大使とは、福岡県ゆかりのオリンピック選手やプロスポーツ選手等のトップアスリートが『夢大使』として福岡県内の小学校に行き、講演やスポーツ教室を実施して、子供たちにスポーツの楽しさを伝えるというものです。
講演後にいつも子供たちに感想を書いてもらうんですよ。僕の場合は講演後に「ビートボクシング」を体験してもらうんですけど、子供たちの感想が講演のことより「ビートボクシング楽しかった!」などの感想がほとんどでまたやりたいって書いてくれている子が多いんです。
子供の時に体験した楽しい記憶というのは自分が大人になっても楽しい記憶として残っていますよね?
子供のときに「ビートボクシング」をして楽しかった、ためになったという思い出を与えてあげることもボクシングの普及の一つではないかと考えています。
来年、「ふくおかスポーツ夢大使」があるかはわかりませんが、独自にやらせていただき、スポーツ普及、さらにはボクシング普及に貢献していきたいですね。

Q:最後になりますが、九ナビをご覧の皆さんへメッセージを!
K:福岡で37年間生活してきて今後も福岡、九州を離れることはないと思います。
それは自分自身が生まれ育った町に誇りをもっているからです。他県からみた九州生まれの人というのは辛抱強いだとか、おおらかだとかというイメージを持ちがちですが、僕は九州人というのは「心意気」というものを持っている人じゃないかなと考えているんです。
その「心意気」に胸打たれてみんなで応援していくスタイルというのが九州人の特徴だと思うんです。
今後、福岡を初め九州中の子供たちが世界へと活躍の場を拡げていくのでしょうが、その地元魂みたいなものは無くさないで欲しいですね。いつでも帰ってくる場所はあるんだぞ!と迎えてあげられるのも一つの特徴なのかもしれません。
今後、僕は選手をはじめ、子供たちがいろんな分野で活躍する姿を全力でサポートしつつ、導いてあげていこうと思っています。人と人とのつながりを大切にし、感謝の気持ちを常に持ち続けることが成功へとつながります。
今後とも選手たちの応援を宜しくお願いします!

Q:楽しいお話ありがとうございました。―

越本隆志さんが思う、私の九州ベスト3を聞いてみました

FukuokaBoxingGym会長「越本隆志」さん
越本隆志(こしもとたかし)

戦績 / 43戦39勝17KO2敗2分

身艮 / 176cm  左ポクサーファイター  血液型 / A型
生年月日 / 1971年1月5日  出身地 / 福岡市東区西戸崎
現住所 / 福津市花見ケ丘  出身校 / 九産大九州高校

獲得タイトル
■WBC世界フェザー級タイトル
■東洋太平洋フェザー級タイトル 防衛7度
■日本フェザー級タイトル 防衛6度
■全日本フェザー級新人王

現在は父からFukuokaジム会長の座を譲られ、本格的に後進の指導に着手。
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